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Last Modified: 2025/01/06(Mon) 22:54:34〔3日前〕 RSS Feed
リーディング下位トレーナーと気性難
『翔べ速く遠く』はリーディング下位のトレーナーを描くSSとしては設定や描写が凝っているほう……いやまあ、基本的に他人様の書いたオリウマ小説はそれほど読まないし、統計があるわけではないから単なる自負なのですが。
もともとウマ娘界隈、それも『翔べ速く遠く』を書き始めた2年前の時点では、気性難とトレーナーの不遇を結びつける解釈がほぼなかったように思う。ウマ娘のモチーフ馬ってみんな走る馬だから、気性難は愉快な個性っていう受け止められ方なんですよね。ゴールドシップの奇行とかタマモクロスの気の荒さもエピソードとして受け止められていて、逸話以上のものではない。それが競馬の世界であったり、あるいはウマ娘の世界観の中でどういうふうに理解されるかというのはあまり意識されていなかったんじゃないかと。当時は気性難に乗る騎手として界隈で名が挙がるのは池添だけだったし。
それから2年ほどこのシリーズを連載してきて、「不遇だから気性難との巡り合わせが多くなる」(というか、気性難との出会いが多いのが不遇ということである)というのは、確かに直感的ではないかもしれないと思うようになった。考えてみれば、騎手や調教師の馬集めがいかなる力学のもと行われているかは、それなりに競馬を見ている人でもとくに意識していなかったりする。気性難を愉快な個性としてみる向きも別にウマ娘ファンに限ったものでもない。「気性」という概念自体がいまいちわかりにくいというのもある。
もともとウマ娘界隈、それも『翔べ速く遠く』を書き始めた2年前の時点では、気性難とトレーナーの不遇を結びつける解釈がほぼなかったように思う。ウマ娘のモチーフ馬ってみんな走る馬だから、気性難は愉快な個性っていう受け止められ方なんですよね。ゴールドシップの奇行とかタマモクロスの気の荒さもエピソードとして受け止められていて、逸話以上のものではない。それが競馬の世界であったり、あるいはウマ娘の世界観の中でどういうふうに理解されるかというのはあまり意識されていなかったんじゃないかと。当時は気性難に乗る騎手として界隈で名が挙がるのは池添だけだったし。
それから2年ほどこのシリーズを連載してきて、「不遇だから気性難との巡り合わせが多くなる」(というか、気性難との出会いが多いのが不遇ということである)というのは、確かに直感的ではないかもしれないと思うようになった。考えてみれば、騎手や調教師の馬集めがいかなる力学のもと行われているかは、それなりに競馬を見ている人でもとくに意識していなかったりする。気性難を愉快な個性としてみる向きも別にウマ娘ファンに限ったものでもない。「気性」という概念自体がいまいちわかりにくいというのもある。
〔175日前〕
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2024年7月18日(木) 19時50分46秒