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Last Modified: 2025/01/06(Mon) 22:54:34〔2日前〕 RSS Feed
ウマ娘の割り切り
競馬をモチーフにするといっても色々な切り取り方があるんですが、ウマ娘は完全に「名馬たちの物語」に振り切った作り方をしている。これは功罪あって、そのぶん、世界観の作り方、見せ方が狭くなりがちという問題が常に付き纏います。
登場人物に名馬しかいないから、競走馬全体からすれば超上澄みのナイスネイチャやらマチカネタンホイザやらヒシミラクルに「脇役」やら「普通」といったキャラを付与せざるを得ないんですよね。
申し訳程度に「オープンになるだけでも御の字」的な話を付け足したりはするんですが、本当に付け足すだけなので逆にチグハグ感が出てしまう。このチグハグ感は実はサイゲも認識していて、ヒシミラクルの育成冒頭ではナイスネイチャとマチカネタンホイザを引き合いに出し、いささか揶揄的に「トレセン学園の普通は普通じゃない」とセルフツッコミを入れています。わかっててやってるんですね。
ここには「描かないところは描くつもりがないところ、描くつもりがないところは作り込まないところ」という潔い割り切りを感じます。そうすると当然、世界観そのものの奥行きは表現できなくなってしまう。だからこそ、非実装ウマ娘モノやモブウマ娘モノがウマ娘二次創作のひとつの定番ネタなんでしょうね。需要はあるが公式がまず供給しない、だから求められてきたという経緯がある。
でも、ウマ娘が成功した理由の一つはこの割り切りにあるように思えます。やはり名馬達の物語には多くの人にアピールするものがあるということなのでしょう。ウマ娘はもともと制約の多い中で作り上げてきたプロジェクトなので、そういう作り方をせざるを得なかったというのもあると思います。
しかし最近は手札が増えました。ウマ娘化できる競走馬の幅が、コンテンツ展開当初からすると夢のように増えている。
これだけ手札が増えると話が変わってくるかもなあ、というのを、ジェニュインの登場を機になんとなく思ったりします。
登場人物に名馬しかいないから、競走馬全体からすれば超上澄みのナイスネイチャやらマチカネタンホイザやらヒシミラクルに「脇役」やら「普通」といったキャラを付与せざるを得ないんですよね。
申し訳程度に「オープンになるだけでも御の字」的な話を付け足したりはするんですが、本当に付け足すだけなので逆にチグハグ感が出てしまう。このチグハグ感は実はサイゲも認識していて、ヒシミラクルの育成冒頭ではナイスネイチャとマチカネタンホイザを引き合いに出し、いささか揶揄的に「トレセン学園の普通は普通じゃない」とセルフツッコミを入れています。わかっててやってるんですね。
ここには「描かないところは描くつもりがないところ、描くつもりがないところは作り込まないところ」という潔い割り切りを感じます。そうすると当然、世界観そのものの奥行きは表現できなくなってしまう。だからこそ、非実装ウマ娘モノやモブウマ娘モノがウマ娘二次創作のひとつの定番ネタなんでしょうね。需要はあるが公式がまず供給しない、だから求められてきたという経緯がある。
でも、ウマ娘が成功した理由の一つはこの割り切りにあるように思えます。やはり名馬達の物語には多くの人にアピールするものがあるということなのでしょう。ウマ娘はもともと制約の多い中で作り上げてきたプロジェクトなので、そういう作り方をせざるを得なかったというのもあると思います。
しかし最近は手札が増えました。ウマ娘化できる競走馬の幅が、コンテンツ展開当初からすると夢のように増えている。
これだけ手札が増えると話が変わってくるかもなあ、というのを、ジェニュインの登場を機になんとなく思ったりします。
〔51日前〕
Posted at
2024年11月18日(月) 19時41分26秒